Mastodonの基本的な使い方を、Twitterとの違いという点から書きます。
Mastodonには3つのタイムライン(TL)があります。
TwitterのTLと同等のものです。自分がフォローしたアカウントのつぶやき(トゥート)が表示されます。
このインスタンスに参加しているユーザのつぶやき(トゥート)が表示されます。フォローしていないユーザのトゥートも表示されます。表示はインスタンスで共通なもので、このインスタンス内の他のユーザも同じものを見ています。
このインスタンスの誰かがフォローした他のインスタンスのユーザのトゥートが表示されます。またこの他のインスタンスのユーザ(ユーザA)を起点にした、
Twitterと違い誰もフォローしなくてもローカルTLでこのインスタンス内の他のユーザと交流したり、連合TLでさらに広い範囲のトゥートを見たりすることが出来ます。
Mastodonではつぶやき(トゥート)の公開範囲を次の中から選択します。
ローカルTL(及び連合TL)に表示されます。自分をフォローしている、していないに関わらずトゥートが公開されることになります。
ローカルTL(及び連合TL)に表示されません。他のユーザに拡散(ブースト)を許可し、ブーストされた際はブーストしたユーザをフォローしているユーザのホームに表示されます。トゥートの拡散はフォロワー伝いになります。
ローカルTL(及び連合TL)に表示されません。他のユーザに拡散(ブースト)を許可しません。自分のトゥートはフォロワー止まりです。
宛先を指定したトゥートです。宛先に指定したユーザのみが閲覧可能です。
Mastodonはここ以外にもたくさんのインスタンスがあります。リモートフォローをすることで他のインスタンスのユーザをフォローしすることが出来、自分のホーム上やみんなの見ている連合TL上に表示させることが可能です。
リモートフォローには大きく2つの方法があります。
マストドンはどのインスタンスの所属かを意識するとこ無くユーザをフォローすることが出来ます。フォローしたユーザが外のインスタンスの場合、それはリモートフォローになります。
ログインしていない他のインスタンスのユーザページを開くと「リモートフォロー」ボタンがあります。マストドンのバージョンによってレイアウトが異なります。
クリックすると、リモートフォローしようとしている自分のアカウントの情報を入力するよう促されます。
後は画面に従ってリモートフォローを行います。
TwitterはTwitter社が運営していますが、Mastodonはみんなが勝手に運営しています(私もその一人です)。Mastodonに限ったことではありませんが、登録するアカウント情報については万が一何かあっても他のサービスに影響が出ないよう配慮しておく必要があります(具体的にはパスワードを使い回さない等)。
このインスタンスに作成されるbotアカウントについて、以下のルールを設けます。
このインスタンスにはトゥートを引用する独自機能が入っています。詳細についてはGitHubを参照ください。
MastodonはInternet Explorerに非対応です。